育毛機能を考えた 医療かつら
円形脱毛症が以前からあった方が、美容室でヘアカラーをしたことにより悪化して、多発性脱毛症になりました。この脱毛部を隠す為にワールドサイエンスの医療かつらを購入せずに、他社製ファッション用かつらを購入しました。
この女性は昨年から、育毛発毛促進ケアをワールドサイエンスで行っているのですが、多発性脱毛症は回復に向かっていて発毛は順調に出来ていました。
しかし、先週から天頂部に脂漏性湿疹ができ、さらにそこが脂漏性脱毛症として脱毛し始めました。さらに円形脱毛の脱毛部が新たに出来てきました。
どうしてワールドサイエンスの医療かつらを購入しなかったのですかと聞けば、「デパートや通信販売のかつらが安いし、ワールドサイエンスの医療かつらと、どうせ大して違いはないでしょう」という考えで、デパートで人毛100%のかつらを買い、通販で人工毛100%のかつらを購入したということでした。
ワールドサイエンスの医療かつら・ウィッグは脱毛症を回復させるために育毛機能を兼ね備えたものです。一般の市販のファッションウィッグやかつらとは根本的に違います。
この方は、ワールドサイエンスの医療かつらを説明しておいたにも関わらず、”脱毛原因となる市販のかつら”を買い使用してしまいました。その結果一番恐れていた新たな脱毛原因をつくってしまいました。さらに発毛回復が遠のき、結果的に育毛ケアの費用がかさむことになりますし、脂漏性脱毛症と多発性脱毛症の二つの脱毛原因を抱えることになりました。こんな残念なことはありません。
そこで、このようなことにならないためにもワールドサイエンスの「脱毛症に適する医療かつら・ウィッグ」をご説明します。
①人工毛100%の医療かつらは使用しない!
市販のファッションウィッグ・かつらで人工毛に使用しているものはナイロン製やカネカロン、ポリエステル繊維などがありますが、通気性が大変に悪く蒸れやすいので頭皮に多大なストレスを掛けます。頭皮が汗をかいても人工毛100%では汗を吸い取ってくれませんので、頭皮は蒸れてふやけてしまいます。これでは育毛や発毛を促すことは出来ないばかりか、皮膚のバリヤー機能が破壊されて、さらなる脱毛原因をつくることになります。
蒸れはいつまでも汗をかき続け、その上に皮脂分泌を活発にして脂漏性湿疹や脂漏性脱毛症になる怖れが多分にありますので、「人工毛100%の医療かつらは使用してはいけません」。
②人毛100%の医療かつらは使用しない!
頭皮は毛髪が無いことにより保温ができませんので、頭皮の毛細血管が寒さのために委縮して血流が大きく阻害されます。その結果、毛母細胞へ酸素や栄養が届かなくなり毛母細胞が毛髪をつくれなくなります。そのために頭皮の保温をすることは、育毛発毛を考える時にとても重要なことです。
ですから育毛や発毛を願う時に頭皮を保温する意味で医療かつらを使用することが必要です。しかし人毛100%でウィッグを創りますと一時は良いのですが、汗をかいたり皮脂が出たりしますと、「人毛100%はウィッグの内側から汗や皮脂を毛髪が全部吸ってしまいます」ので、それにより蒸れたり頭皮がふやけてしまいます。その上にさらに汗が気化熱により頭皮温を下げてしまい、保温ではなくもっと冷やすことになり毛細血管を縮めて血流を悪くしてしまいます。
また、汗や皮脂で不潔になったウィッグは細菌や真菌が発生しやすくなり脱毛原因を益々つくることになります。
※医療かつらに対して、育毛発毛を考えるのならば毛質に関しては人毛と人工毛をミックスすることが良いのです。もちろんこのミックスの割合もとても重要なことです。
ワールドサイエンスでは、人工毛の良さと人毛の良さをうまく取り入れて蒸れずに保温をたもてるように考案してあります。
また、ワールドサイエンスのスーパー人工毛は復元力がありますから人毛のように濡れてセットが潰れてしまうことはありません。
人工毛も色々とありますが、ナイロン製やカネカロン、ポリエステル繊維などがありますがピカピカ光るものは不自然ですし、や静電気が発生したり熱に弱いものは直ぐに縮れてしまいますので使用に適しません。ワールドサイエンスの医療かつらに使用する人工毛耐熱性があり、静電気防止効果もあります。
③マシンメイド(機械植毛)
通販や手パートなどで2万から5万円くらいで売っているものはおしゃれを目的としたファッションアイテムです。ですから成功なものや自然なもの、育毛機能とかをかんがえて創ってはもちろんありません。
大量に造りコストを下げています。そのために機械で人工毛を縫いつける方法をしています。1㎝くらいの布の帯の間に毛を並べてそれをミシンで縫って、蓑毛と呼ばれるものをつくり、そしてその蓑毛をかつらのベースにミシンで縫い付けて造ります。
ですから、髪の中を見ますとびっしりと髪が縫い付けてあり、さらに縫い付けるので髪はベターとベースに貼りつくような感じになっています。ファッション用で1~2時間くらい被るくらいなら良いのかもしれませんが、重くて蒸れる度合いが酷いものですから゜、育毛や発毛を考えるならば決して使用してはならないものです。
④毛量の多すぎるもの
毛質を人毛とスーパー人工毛のミックスにしたとしても、必要以上に毛量を多くしては蒸れる原因となりますし、不自然にもなります。通気性と自然さを考えて毛量を考えましょう。
⑤蒸れるもの
マシンメイドのかつらは蒸れるのでもちろん使用はしてはいけませんが、それ以外にも人工皮膚を大きくし過ぎたり、通気性を考えない創りはしてはいけません。
⑥貼り付けるもの
貼り付ける方法の医療かつらを創ってはいけません。ウィッグが取れたり外れたりしないようにと思ってそうするのでしょうが、貼り付ける方法はその貼り付けた部分の毛髪を抜いてしまうことになりますし、接着剤が汗や皮脂を吸いますので育毛発毛を大きく阻害します。
⑦締め付けるもの
かつらが風やちょっとしたことで取れたりしないようにと、太いゴムをかつら周囲に入れてきつく締め付けるようにしているものがありますが、頭皮の血流を大変に悪くしますから、育毛発毛を考えるならばそうした方法は取らないようにしましょう。
既製品のウイッグはフリーサイズのためにゴムで締め付けるものがほとんどです。
⑧塩化ビニール使用のもの
ウィッグやかつらのベースに塩化ビニールを使用してあるものがありますが、汗や皮脂がそこに浸み込むと頭皮にダメージを与えることがあります。
⑨樹脂ベースのもの
育毛発毛を考えるならば人工皮膚やもみ上げなどに樹脂ベースを使用してちょくせつに頭皮に当たる方法は避けましょう。皮膚呼吸や汗、菱の分泌を阻害し育毛発もうに良くありません。頭皮に当たるところはできる限り通気性を考えましょう。
⑩サイズがきついもの
全頭タイプはきついものは血流の妨げとなりますから、 オーダーで創ってピッタリフィットするものにしましょう。