医療かつらとは

医療かつらの種類 ⑦物理的脱毛症用

⑦物理的脱毛症用

 物理的脱毛は、いつも頭皮に負担をかけていて健全な育毛を邪魔をして脱毛になることをいいます。

例えば、いつもポニーテールをしていたり、お相撲さんが曲げを結っていて、髪を強く引っ張った状態で紐などで結んでいると、毛根に強いストレスがかかり血流を阻害したり、外からの引っ張る力により正常な毛髪の育成がされなくなります。

そして、強い力でいつもしごいて引っ張るので、無理に毛髪を、絶えず抜いてしまいます。この繰り返しで髪を抜いてしまいますので、伸びるよりも抜くことの方が多くなり薄毛になります。さらに物理的な脱毛症になります。

また、「貼り付けるかつら」を使用したり、「蒸れるかつら」を使っていますと、その部分が脱毛します。

つけ毛などのエクステンションでおしゃれをする時に、地毛に接着剤でくっつけることをするとそれを剥がす時に溶剤を使用することになりますが、この溶剤で脱毛原因をつくったり長くエクステンションを付けたままにしていると、洗髪の時にその部分の頭皮に強いストレスが加わり脱毛することがあります。

これを何度も繰り返すとその部分が剥げてくる怖れがあります。

エクステンションを貼り付けずにクリップなどで地毛に取り付ける方法もありますが、クリップをゴリゴリ頭皮にこすり付けると地毛を根本から切ってしまうことが起きます。

それをいつも繰り返すとその部分が脱毛してしまいます。

こうした物理的な原因で薄毛や脱毛している場合に、物理的なちからが加わらないような医療かつらを考えて希望のヘアスタイルを作るようにします。